ヒマラヤ杉(マツ科)

2021年5月29日

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、学名:Cedrus deodara)は、マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹。

ヒンドゥー教において、ヒマラヤスギは聖なる樹木として崇拝されてきた。いくつかのヒンドゥーの伝説にはこの木についての言及がある[4][5]。ヒマラヤスギの森は古代インドの賢者が好んで住み、シヴァ神に祈りを捧げ、厳しい精神修行を積んでいたという。このような森は、古代のヒンドゥー神話とシヴァ神信仰の文書においてDarukavanaと表記され、聖なる場所としてのヒマラヤスギの森を意味している。パキスタンはヒマラヤスギを国の木としている。

ヒマラヤスギは建築材料として大きな需要がある。耐久性、難腐敗性に優れ、良質で緻密な木目は磨けば美しいつやが出る。歴史的には、寺院とその周辺の造園に使われたことがよく記録に残っている。腐りにくい性質はシュリーナガルやカシミールの水上家屋に適していることが知られている。

アーユルヴェーダでは、ヒマラヤスギには病気を治す力があるとされている。

木には芳香があり、香料として用いられる。精油は防虫のために馬や牛、ラクダの足に使われる。また、カビを防ぐ効果も期待されている。樹皮と幹には収れん作用がある。セダー油は芳香があり、特にアロマテラピーで利用される。

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Posted by pineworld